1st CD release from GRID605/Makino Takuma


1st CD release from GRID605
Makino Takuma/In the suburbs
牧野琢磨/イン・ザ・サバーブ


GRID605レーベルCDが全国レコードショップにて販売開始になりました。
第一弾はギタリスト“牧野琢磨/イン・ザ・サバーブス”です。
どうぞお楽しみください。
now on sale. available from record stores in Japan.

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全15曲
1. suburban blues
2. new residential quarter rag
3. weird sign
4. conspiracy theory blues
5. mt.weather
6. sui
7. go to the grave
8. unesoteric march
9. - 15.
SHIMOYAMA SUITE
duo with ito,atsuhiro
live recording at GRID605
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all songs written by makino,takuma (except "SHIMOYAMA SUITE" )
"SHIMOYAMA SUITE" spontaneously composed by makino,takuma and
ito,atsuhiro
mixed by makino,takuma and yamaguchi,motoki
mastered by 中村としまる nakamura,toshimaru
cover photo : hosaka,mamoru "shadow of the crowd"
Featuring Musicians…
吉田悠樹 Yoshida,Yuki二胡 erhu(on 2,7)
伊東篤宏 Ito,Atsuhiro/オプトロン optron(on 9-15)
山口元輝 Yamaguchi,Motoki/ドラムス、パーカッション
drums,percussions(on 1,3,5,8)

1,500yen(tax in)
JAN:4582237814835
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はじめて牧野くんとあったのは、たしかスタジオヴォイスのインタビュー
じゃなかったかな。目の焦点も話の焦点も独特でインテリジェンスと同時
に微妙に調律の狂ったかんじがあって、すごい人が来たなと思ったのが
第一印象。あとで湯浅湾のメンバーと聞いて妙に納得したのを覚えている。
その後は、いろんな現場であうようになり、その独特の人格と音楽にふれる
うちに、いつしか妙な友情のようなものが芽生え、彼に直接狂気を感じる
こともなくなったけど、あらためてこうして彼のアルバムを聴いてみると、
オレの第一印象は間違ってなかたんだなあとしみじみ思う次第。チューニ
ングの狂ったギターから生まれる音楽は彼そのものだ。そこにあるのは、
音楽にありがちなポーズとしての狂気ではなく、日本の郊外形都市に育った
青年が内包する救いがたい絶望と狂気、そして、そこからしか出発できない
という潔く健全な覚悟だ。
大友良英 Otomo,Yoshihide)


ジャケット裏に小さく写る小男だが、まなざしは鋭い。が、それでいて
人懐っこい音。ギターには臭いがある。そして、ロマンも携えている。鉄道と
ブルーズはやはり男のロマンなのだ。
(桜井芳樹 Sakurai,Yoshiki 音楽家/Lonesome Strings)


ギタリストとして湯浅湾、Americoに参加する他、ソロ演奏も行っている。
ブルースの輪郭を滲ませていくような抽象的な演奏の合間に不意に現れる生々
しさ、ギターを構成する木や金属がむき出しになったかのような響きに不意を
突かれ、思わず顔を上げると牧野のメガネがずり落ちている。というオチまで
用意するおもてなしの心に打たれる。エンターテイ メントの人。
(谷内栄樹/ライター)
STUDIO VOICE 2007年4月号/記事「ロックを担うかもし
れない40組」内レビュー
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牧野琢磨
mail:
takumamakino748@hotmail.com
 
blog:
http://mkntkm.exblog.jp/
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■GRID605とGRID605レーベルに関して:
GRID605とは、大友良英/芳垣安洋/勝井祐二/鈴木ヒラク/伊東篤宏/L?K?O/
煙巻ヨーコ/Tristan Honsinger/Min Xiao-Fen/Jin Sangtae/Ryu Hankil/
モリイクエ/水谷浩章/植村昌弘/山本精一/中村としまる/秋山徹次/宇波拓…etcなど、
不定期ながら国内外の実力派インプロヴァイザー、前衛音楽家、ジャズミュージシャ
ン、クリエイターが出演してきた、西東京の新しい実験的スペース/ギャラリーです。
諸事情により住所等は公開されていませんが、インターネットでチケット予約して
頂くと、場所含め案内が送られてきます。小スペース故に設備・音量等は制限があり
ますが、ここでしか観られない/聴けないアクトばかりの、濃密な空間です。レーベル
は今後、大友良英の未発表音源や、ここで行われたアーティストのライヴ音源など、
さまざまな作品をリリースする予定です。