(vol.58) modal equilibrium II 

modal equilibrium II
■day : 2009.9.20(Sun)
□time : Open 19:00 / Start 19:30
□ticket : 1,500yen 
□定員:30人
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前回grid605で発表させていただいた「layered music」「contempt for sax and guitar and live electronics」を今回も発表させていただきます。「layered music」は12音音階をもとに作曲されています。第1楽章はサックスのロングトーン牧野琢磨さんのギターの和声で組織されています。使用可能な音は決められていますが、その音高やアーティキュレーション、奏法は演奏者に委ねられています。前回は第1楽章のみの発表でしたが、今回は第2、第3楽章も演奏します。第2楽章は決められた音列を違う時間軸で演奏します。第3楽章は前楽章を包括して組織されます。「contempt for sax and guitar and live electronics」はあるmodeをもとに和声を組織し、旋律は同旋法に複数のmodeを機能させ、インプロヴァイズして曲は進行してゆきます。ギターの和声は厳密にスコアをもとに演奏されます。そして両曲とも鈴木學さんのlive electronicsがそれらに干渉します。

今回はcommune disc主宰のaenさんをお迎えしてそれぞれ作品を演奏します。

濱地潤一
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set list
・濱地潤一 soprano saxophone/鈴木學 live electoronics/牧野琢磨 guitar

・aen solo
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■濱地潤一 hamaji junichi
和歌山在住のSAXOPHONE奏者。サックスを津上研太氏に師事。
福島諭氏との「サックスとコンピューターのための室内楽」「12組曲-変容の対象~s.saxとpianoによる~」や、saxophone solo improvisation、サイレント・ダブ室内楽「chamber dub ensemble」で活動。
2009年7月には新潟県立近代美術館で福島諭氏とともに作品を発表した。
http://www17.ocn.ne.jp/~hamaji


■鈴木學
2000年よりエレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それを使った即興演奏などの活動を開始。アナログ発振器、デジタル発振器、マイコンMIDI、無線機器、映像信号を応用した作品を制作。音楽家からの受託制作もおこなう。
http://www.geocities.jp/ijnsz/index.html


牧野琢磨
ギタリスト。エレクトリック、アコースティック、バリトン・ギターを演奏する。
http://mkntkm.exblog.jp/


■aen/ 鈴木康文
レーベルCommune Disc主宰。
イベントのオーガナイズも多数手がけ毎月最終月曜日にはスーパーデラックス にてレギュラーイベントSOUNDROOMを開催する。 aen名義ではエレクトロニックミュージックを演奏/発表。 即興演奏ではターンテーブルや音の出る何かを使用し鈴木康文として 演奏している。他、安永哲郎とのユニットVOIMA、DJまほうつかい(西島大介) &AENさん、細海魚とのhosomi+aen、鈴木康文+山本達久(ドラム)とのターンテーブル&ドラムDUO、古川日出男×(虹釜太郎+鈴木康文)といった異種混合 ユニットなど様々な形態で活動する。
http://communedisc.com/
http://soundroom.jp/